「 ライフ監視サービス 」というシステムがあります。
ライフ監視サービスは、カメラを使った画像送信ではなく、
人感センサーで自宅内の動きを見守ります。
一定時間動きが確認できないとき異常と判断して、
自動的にセコムに信号を送信するしくみです。
生活動線、たとえばトイレに行くのに必ず通る場所などに
設置するケースが多いです。
SECOM(セコム)の「ライフ監視サービス」のメリットは
本人が緊急通報しなくても、一定時間動きがなければ、
セコムに異常を送信、そして緊急出動があることでしょう。
転んで動けなくなったとき
急な発作で意識がなくなったとき、
電話や通報の操作ができない場合など、
セコムに異常を送信してくれます。
(特別な操作の必要はありません)
ガスやテレビ、ポットを使った見守りは手軽ですが、
家族に異常を知らせてはくれても、何かあったときに
いち早く確認に向かってくれるわけではありません。
離れて暮らす家族にとって、
その差は大きいのではないでしょうか。
とはいえ、ライフ監視サービスにもデメリットがあります。
見守られる側(高齢者)からすると、プライバシーがなくなる
という点です。
カメラではないにしても、実際、
「自分の動きを見張られているようで嫌だ」
という声があるのも事実です。
シニアを対象とした見守りサービスも少しづつ増えてきました。
大事なのは、本人にとって必要なサービスであるか、
という事だと思います。
そして安心して毎日を過ごせる事ではないでしょうか。
セコムは全国2830箇所に緊急発進拠点があり、
エリアが細分化されているので、
いざという時の駆けつけが早いのが強みです。